色々と競馬関係者の話を聞くうちに良い馬のイメージが変わりました。良い馬ほど走ることに喜びを感じているのではないかと思ったのです。
競走馬(サラブレッド)が全力で走っていない証拠はいくつかあります。典型的なのはブリンカーなどの馬具で明らかにパフォーマンスが改善されたとき。
今まで何してた?と言わんばかりの変貌ぶりを目の当たりにすると、もしかして競走馬は教えられた競馬らしきものを体現しているだけではないかという疑問が浮かんでくる。
競馬という形の走りをしなければいけない制限を考えれば我慢して走っていても不思議ではないでしょう。その証拠に競走馬の9割が胃潰瘍を患っている。
ほかにも中央で惨敗して地方移籍するケースから、その後は圧勝して中央に戻ると以前とは違う高い能力を発揮するということも珍しくない。
何かしらの病気の影響は考えられるところですが、人間と同じように勝利を続けることでメンタルに好影響があるという見方もできます。
人間だって毎日の仕事をフルパフォーマンスでこなそうとはしていません。高い成果を挙げたいという意識より、ただ割り当てられた仕事量をこなしている人の方が圧倒的に多い。
競走馬の教えられた競馬というもの仕事を表面上こなしているだけ。そこには勝つという意識がある方が珍しいのかもしれません。
そういう馬がどれくらい存在するのか分からない以上、やはりオッズをもとにして馬券をどれくらい買うかの判断は必須でしょう。
今日は何となく走りたくねえ!そういう意識を競走馬から感じられるかというスキルがあれば他より優位に馬券を買うことができますね。
ヤリヤラズは調教師や騎手のような厩舎側ではな競走馬の意識で引き起こされている。そう考えると色々と試したくなることが増えて競馬が楽しくなってきます。