3連単は競馬などの馬券で使われる賭け方の一つで、特定のレースで1着、2着、3着に入る馬を着順通りに予想するカンタンとは言えない買い方です。
3連単は高額な払い戻しが期待できる一方で、購入資金が大きくなるだけでなく、心理的な面においても陥りやすいワナが多い賭け方とも言えるのです。
私は初心者から買うべき券種だとは考えていません。馬券を買う時は意気込むものですが、99%の人はすでに明らかとなっている確率に収束します。
パチンコやパチスロのようにレースを回して大当たりを引くイメージをもつ方が結果的に勝ちやすくなることを体験してきました。
過度な組み合わせの賭け
3連単は組み合わせの数が非常に多く、多くの人が高額の払い戻しを夢見て多くの組み合わせを購入します。しかし、過度な組み合わせの賭けはコストが高くつき、収支を圧迫する可能性があります。
たとえば、この組み合わせは魅力がないと感じていても個別に買うと手間なため、ほとんどの人はムダな買い目を購入しています。計算と検討を怠らず、組み合わせを選ぶ際にリーズナブルな賭けを心掛けることがリスクヘッジの第一歩です。
予想の錯誤と甘さ
3連単は非常に難解な賭けで、単にお気に入りの馬を選んで的中を狙うだけでは難しいです。適切な情報収集や競走馬のデータ分析が欠かせません。
「競馬の3着は自由席」と言われており、人気が下がるほどにランダム性が上がります。これは競走馬が常に全力で走るわけではない、つまりレースに出走するごとに新しい事実が分かることに関連しています。
1頭の強い馬だけなら競馬新聞だけでも分かりますが、その相手やヒモとなると好走条件が複雑になるため予想の甘さから的中率が低くなり、賭けたお金が無駄になることがあります。
過度な依存
3連単は一発逆転の可能性が高いため、一部の人が過度に依存し、ギャンブル中毒に陥ることがあります。
特に競馬新聞を見て予想する単純な行為は、依存性を加速的に強めることでムダな馬券を買うことが分かってきました。この性質を上手く利用しているからこそ主催者と専門紙は公正とは言えない間柄にあるのです。
ギャンブルは楽しみの一つとして楽しむべきですが、賭け金を過度に増やしたり、他の生活費に影響を及ぼすような依存症にならないように注意が必要です。
マーチンゲール法の誤用
マルチンゲール法は、負けたら次の賭けで賭け金を倍にして損失を取り戻そうとする賭け方です。しかし、これを3連単に適用すると、連続的な損失で大きな賭け金が必要となり、リスクが高まります。
マルチンゲールを安易に勧めるブログが多く存在しますが、この運用には予想力よりもJRA-VANなどを利用したデータ分析力が問われるため注意が必要です。
3連単馬券の買い方で利益を生むコツ
券種研究家のミカミです。予想力に頼りすぎないことが一番重要になります。残念ながらJRA-VANを利用して「TARGET FRONTIER(ターゲット・フロンティア)」を使っても十分だとは言えません。
主催者はあなたの味方にはなりえません。なぜ3連単の控除率が引き下げられたのかを理解できれば、それを強く実感するでしょう。しかし、不思議なことに主催者の情報だけで何とかしようとする人たちが後を絶ちません。これは見方を変えれば大きなチャンスだと思えるようになります。
大事なのは現実的な情報であり、競馬は変化の大きいレースであることを前提にプランを策定することが大切です。たとえば、勝負しようと思っていた馬が大幅に体重が増えていたらどうしますか。
その馬の購入は止めなくても信頼度は落とすはずです。このような冷静な取り組みを続けられる環境を構築できるかが成否に大きな影響を与えるでしょう。
基本的に強い馬1頭を理解できれば予想力は使わないのが賢明です。混戦レースでは予想力が役に立たないのは競走馬の強さに頼っている手法だからです。
そして、主催者や専門紙から買える情報は強い馬を見つけるためだけにあります。それを利用して馬券の相手や穴馬を見つけようとするのは多大なリスクを引き受けるのと同じです。
URA競馬新聞では、セリで活躍する博労集団を一手にまとめあげて調教師よりも早く正確に競走馬のことをつかんでいます。また、ブロックチェーン型のデータ分析ツールを利用できるのも強みになります。
3連単を買うということは多大なリスクを引き受けるのと同じです。ほとんどの人が理解しているのは強い馬1頭だけであり、その後はおぼろげな強さによって決められた馬を買っているからです。
このような買い方は、ほとんど運だめししているのと同じことだと理解できるようになりました。大事なのは自分の実力の範囲内を見極めて適切な券種で馬券を買うことなのです。