無料でパチンコを回すことができればリターンだけ受け取れる状態になるが、これが馬券における理想的な買い方である。
競馬はトップクラスに複雑なゲームであるため、このような「無料パチンコ」状態を実現できる唯一のギャンブルと言えるだろう。
通常のパチンコは回転スピードが尋常ではなく速いため馬券よりも負債の積み上がり方が早い。
しかし、競馬では強い馬の購入に限定することで安定した短期収支を作り上げることが論理的に可能となっている。
無料パチンコ状態を実現する
まず、短期馬券では安定して回すことを重視する。人気馬の馬券は過剰に買われているため大きな額を投入するほどリスクは増大していく。
この点から短期馬券では効率良く回せれば良いという前提に立つことが重要になる。普通の人ならプラスで回すことは無理だろう。
一握りの博労のように見る眼があるならプラスの可能性はあるが、競走馬のデキや適性を見抜けない人は過剰に買われるぶんだけ負けやすくなる。
しかし、大きく負けなければ長期的なリターン計画を持つことで十分に回収することが可能なので悲嘆する必要はない。
リターン増大は長期で仕込む
大きな稼ぎは長期馬券で回収するようにする。なぜなら、穴馬というのは予想力で買えるものではなくパターン買いで攻略するものだからだ。
一般的に流通している専門紙やデータから分かることは「1~3番人気の能力序列」くらいなもので、6番人気以下の穴馬ともなれば何も分からなくて当然である。
このような状態になるのは「強い馬を探すためのデータ」に基づくためであり全く自然なことである。決して予想力が劣っているということではないことを知っておいて欲しい。
いまだに予想力は過剰信仰されているが予想力など誰でも大した差がつかないことが証明されている。予想力にこだわる限りリターンは縮小することがあっても増大することはないのだ。
リターンを増大させる「大して強くない馬の激走を見抜く」には別の視点とデータを必要とする。シンプルに言えば「競馬を外から見る方法」を確立する必要があるということだ。
専門紙を【内部情報】と定義するなら、これは【外部情報】という立ち位置になり、この2つの情報を持つことで初めて競馬を正しく見ることができる。
変化に強いAIで穴馬を特定する
競馬のデータは矛盾を解決できていないため、そのまま利用したところで十分な効果を期待することができない。
たとえば、未勝利とG1レースのタイムが同じだったら同じ価値を持つとは限らないようにデータに指向性は一方向であるとは限らない。
この解決法として独自のデータ解析を行うことでレースを指数化している。競馬という現実を見ることを重視した指数であるため競馬に影響を与えるものも含まれている。
たとえば、天候がパフォーマンスに影響を与えることは知られているが、その他にも競馬以外の影響が与えるファクターを取り入れることで現実に沿った指数を開発してきた。
それはより穴馬を特定できるよう強調することで精度のみならず時短のために利用している。とにかく穴馬を特定するコストは尋常でなく高いため指数を作らなければ十分な作業を実現することができない。
穴馬を特定するために必要とするデータを揃えるのに月120時間は必要とする。それでも競馬がカンタンになることはない。
外部情報に特化したAI競馬新聞
一般的な馬券購入者が長期リターン増大を成功させるのに必要なパターンをどう見抜くのか。そこは人それぞれ答えが違っていて当然だ。
AI競馬新聞ではパターン化に必要なデータを視覚化することで誰でも発見できるように工夫されている。
激走の可能性を表す【激走ビーム】を数値の高い順に買うだけで長期的にプラスになるように学習した成果を反映しているので専門紙を見るよりもレースイメージを速く正確に描きやすい。
ただ、指摘されているようにJRAは馬場の影響度を変えることで短期損失を大きくする方向に舵を取っている。人気馬がよく凡走する時は馬場の質を変えてきたと見るのが正解だろう。
そうすることで利益が向上しJRAが毛嫌いしている投資系馬券の効力を殺すことができる。ただ、独自開発したAIはその変化さえ見抜くため相対的に見れば優位性の強化につながっていることは秘密だ。
ただ、短期変化が激しくなれば確実性が縮小することは間違いなく、その時には妙味に特化した馬券を構築することで最善の策になるだろう。