いくら能力やフィジカルが高くてもメンタルがダメなら成功できないスポーツ界で重視していることがあります。さあ、今日からレッツ、メントレ!

NFLの選手にとって、スーパーボウルに出場することは戦いの半分に過ぎません。試合当日に心を落ち着かせることは、また別の課題です。
リミットレス・マインド社のCEOであるトレバー・モアワドは、シアトル・シーホークスのクォーターバックであるラッセル・ウィルソン(モアワドのリミットレス・マインド社のビジネスパートナー)をはじめ、元ニューヨーク・ジャイアンツのイーライ・マニングやレッドスキンズのクォーターバックであるアレックス・スミスなど、数多くのNFL選手と仕事をしてきました。また、アラバマ大学のニック・セイバン氏やジョージア大学のカービー・スマート氏など、NCAAのコーチの指導も行っています。
モアワドは、水曜日に放送されたケイティ・クーリックの「ウェイクアップ・コール」ニュースレターのインタビューで、スーパーボウルのような記念すべき試合に向けて選手をどのように準備するかを説明しました。スーパーボウルに出場するような選手でなくても、またそれに近い選手でなくても、彼の戦略は面接や重要な会議など、ストレスの多い状況に応用できます。
それは、プレッシャーのかかる状況では、「一度に一つのことしか考えられない」ということです、とモアワドは「ウェイクアップ・コール」に語りました。
イベントの大きさや自分の緊張感に圧倒されてしまいがちですが、だからこそモアワドさんは、特定の目標に集中できるように思考を整理することを提案しています。「この瞬間に成功するためには、どのような考えが必要なのでしょうか」と彼は言います。
大きなイベントの前には、成功するために必要な要素をリストアップしておくといいでしょう。それは、食料品のリストを書いてセーフウェイに行くのと同じです。つまり、書いたものを手に入れることに集中するのです。
例えば、ウィルソンが2014年のスーパーボウルのニューイングランド・ペイトリオッツ戦に向けて準備していたとき、このトリックを使っていました。モアワド氏によると、ウィルソンの優先事項は、「優れたバランスと優れたファンダメンタルでプレーすること」と、「夢中になってシンプルな考えに集中すること」だったそうです。
はっきり言います。これは大きなチャンスがきている状況を無視しろということではありません。
「彼らは、『あのね、これはただのゲームだよ』と思わせたいのです。」とウェイクアップコールに語っています。しかし、「これは、ただののゲームではありません。大事なゲームなんです。そして、この瞬間に成功を収めることができれば、格段に重要なものになります。」
実際、モアワド氏は、大きな瞬間を恐れて軽視するのではなく、成功のチャンスとして受け入れるべきだと述べています。「その瞬間が価値あるものであればあるほど、成功のチャンスが増えるのです 」と。そして、「その成功を導く方法を見つけることが重要なのです」
また、自分の仕事の強みを理解し、日々「その行動に合わせる」努力をすることが重要だと述べています。「これからの自分は、気持ちではなく行動で決まる」と言い聞かせてみましょう。