新型肺炎は武漢肺炎とも呼ばれていますがウイルスの囲い込みに失敗したことで各国から批判されています。
この構図は日本経済が「失われた30年」に突入した構図と似ていると思いました。どちらも先を見据えた対策をしてこなかった点で共通しています。
このような難題には関わり合いたくないのが日本的マインドも影響しているのでしょう。一そうそう好転させることが出来ない状況では失敗への批判も大きくなりがちです。
この失敗したくないという意識から芽生えた行動が事態を悪化させてきました。新型肺炎は日本に残り続けるという話もでています。
それでも十分に情報を伝えず大したウイルスじゃないとメディアが報じれば何となくそんな気がしてたのではないでしょうか。
適切な情報がないと勝手に自己解釈して危機を軽いものにできてしまう。そんなバイアスが日常生活の中であふれています。
失敗を避けることでありえない失敗を引き起こしてしまうことを止めるには意識を変えるしかありません。
その意識を変えるには挑戦して失敗することに価値を見いだせるかにかかっています。
投資や競馬で確実に稼ぎたい。そんな意識ほど失敗を引き寄せてしまい、そこから返って遠ざかっていくのがバイアスの怖いところと言えるでしょう。
自分では確実な成功を求めて歩んできたのに実際は逆の方向に進んでしまっていた。時間は有限ですから早く気付いたらすぐ行動に移さないと年老いてから後悔することになるかもしれません。