メンター伊藤です。肩こりと眼精疲労がヤバいくらいデータ地獄をさまよい続けています。
この整合性のない世界で答えをだそうと思ったら思いつくことは何でもしなければならない。
これ始めては止めるということを延々と繰り返してきましたが、実はこれデータ分析に欠かせない絶対に必要な作業なんです。
なぜなら、使い方1つで結果に与える影響度が変わってくるから。このデータは有用なはずだけどイマイチ成果が上がらない。
そういう時は、他のデータと組み合わせたり、プロセスを少し変えてみるだけで劇的な変化が生まれてくることがある。
ファクター投資にも使える手法なので色々と試して自分に合った手法を見つけてみて下さい。
ただでさえ使えるデータが少ないのに有効活用できなければ、競馬予想の精度なんて上がりようがないですよ。
一般的な競馬予想は黒電話の頃から変わっていないですよね。まあ、今でも競馬新聞なわけですよ。
なぜ、これで予想するのかと言えば、それしか選択肢がないから。それだけのモノでしかないのだから勝てなくて当たり前でしょ!
それなのに携帯アプリで予想しても勝ちたいなんて土台無理なわけです。
AIに予想させる前に競馬にはデータ分析の手法自体ないのだから、いまだ一般的な馬券購入者は競馬新聞を頼るしかないわけですよ。
やたら金取るJRA-VANも価値に直結するようなデータはないので高価なツールを使う意味もないし。
競馬予想ソフトは、無限の資金を前提にしていることも多く、とても資金的に手が届かないような配当を当てて高回収率をうたっている場合があります。
これは、回収率130%を達成したドワンゴのAIにも言えるんだけど、そもそも無限の資金って優位性としては最強なわけですよ。
このシミュレーションが上手くいくのは、ほぼ競合する相手がいないからであって、それをAIで効率化したというだけの話なんです。
たぶん、AIでなくても資金力が無限の前提なら勝てる人は結構いると思いますよ。それだけ資金力というのは結果を左右するものなんです。
だから、資金が少なくなるほどプラス収支にする難易度は上がっていくことになる。その環境で投資競馬のシステムを開発してきました。
今までずっと何が解決してこなかったのか。それは「競走レースの価値づけ」ですよ。必要なものは分かっていたんです。
このレース大体この価値があると分かれば自然と競走馬の能力も把握できるようになる。だけど、構想はあっても実現は容易じゃなかった。
なぜなら、競馬のデータなんて非合理そのものだから。同じタイムが同じ価値をもたない世界をどういう基準で評価するのか。
だから、スピード指数にしろレーティングにしろ十分な能力指標にはならなかった。そこで止まり続けて何十年たってきたのだろうか。
今までレースレーティングで10年プラス収支という成果を公開証明してきましたが、十分な開発にはまだまだ資金と時間が必要になります。