投資競馬のコア技術である「クラスリビルド」を使えば買うべき馬を見つけるのには苦労することはない。
過去の価値あるレースをJRA-VAN NEXTを通して表示させることができるからだ。その重要なレースは1年前のレースということは別に珍しいことではない。
なぜなら、近走になるほど重視されよく買われているからだ。直近5走程度のデータで万馬券を獲れるなら何の苦労もいらないだろう。
▽クラスリビルド図
この投資競馬なら実際100万円以下の配当であれば少点数での的中報告は少なくない。たかだが数千円が何十万に化けるのだから馬券としてウマい。
そこで、どう買えば効率が良くなるかを考察し、なるべくベストタイミングに近づけるようポイントを探っていきたい。
全5レースで2~3頭の本命馬がいるか
やはり当てやすさと資金を抑えたいという視点からバランスを取る場合、5レース中1頭しか本命馬が見つからないのなら手を出すべきではないだろう。
まあ、もちろん穴馬あたりも含めて最終的な答えをだすべきではあるが、あまり狙いが絞れていないのに手をだしてもムダ打ちが増えることになる。
宝くじのように毎週買うと決めているのなら別だが、本命馬は2~3頭いるほうが買いやすいシーンは多いはずだ。
5レース中1レースは1頭に絞れるか
少ない資金を前提にするのなら、これは取り入れざるを得ない条件と言えるだろう。1レース1頭しか買わないレースがあるだけで少なくとも倍は違ってくる。
2レースになればさらに買いやすいもののオッズが下落するシーンも比例して多くなる。購入口数で補うこともできるがWIN5の難易度から言えば複数口はおすすめできない。
手ごたえのある穴馬が1頭いるか
穴馬が1着にくるかは別として好走はするだろうという馬が1頭は欲しいところ。何か来そうだな程度だと買うべきシーンが絞りこめずムダ打ちしやすい。
それでも経験的にアリな気配が強いと思うのなら手をだすべきだろう。このラインは経験もふくめて判断するのがベターではないだろうか。
あまり購入パターンをシステマチックにし過ぎると後悔するシーンがでてくるかもしれない。
基本は良馬場に絞る
データ量から見れば良馬場の方がデータが反映されやすい。すでに行われたレースのデータを見て傾向をつかんでおくと判断に使えるだろう。
それを踏まえて良馬場以外でも手ごたえがあるのなら、それは問題ないと考えてかまわない。
自分の強みをかけあわせる
自分の得意パターンがあるのなら活用したい。たとえば、雨が降れば特定の種牡馬がパフォーマンスアップしやすい血統を知っていれば絞れるシーンがでてくる。
クラスリビルドは過去を知る最適の技術ではあるが、過去を知ったからといって未来を予測したことにはならない。
競走馬の成績は多くても生涯40走ほどしかない点を踏まえれば常に例外は起こりうることを考えておくべきだろう。
あえてムダを取るようにする
きっちり買おうとしてもWIN5はそう上手くいかないもの。ある程度のムダ打ちは仕方ないと考えるべきだろう。
あとはどのくらいのムダなら許容できるか。そこは期待できそうな配当をもとに考えていくしかない。
WIN5で長期投資のメリットを生かす
ネットで馬券が買えなかった頃は長期投資が競馬必勝法だった。なぜなら、その場で当てて帰らないと気がすまない人だらけだったからだ。
わざわざ電車で競馬場やウインズに出向くわけだから損したままで帰りたくないというのが人情というものだろう。
ムダ買いする人だらけなら利益を確保することは難しくない。自信のあるレースまでじっと耐えることができれば必ずチャンスがくるからだ。
今では混戦化が進んだことで、その恩恵は実感しづらいかもしれないが、今でもその時から変わり映えしない人たちで構成されている。
自称予想が上手い人たちがバラまく資金を莫大な利益に変えられるWIN5は投資競馬にとって可能性だらけの券種なのは間違いない。
しっかり利益を積み上げていくことができれば一瞬にして億り人ということもある。そのイメージをしっかり持ってプランニングしていこう。