JRAがやらかした前代未聞の不祥事に手ぬるい高給取りの実態が浮かび上がってきました。この禁止薬物がレース結果にどれくらいの影響を与えていたかは知りようがありません。
ただ、1つ確実に言えることは過去レースデータの信頼性を下げたということ。これからデータの整合性が取れないシーンもでてくるのではないでしょうか。
そんな中で最も疑いたいのがレースラップを含めたタイム管理です。きちんとデータ分析している人なら明らかにおかしなデータが混じっていることに気づいていると思います。
やたら時計の速い下級条件レースがあったり、特定の週だけ異常にダートが速かったり、そもそもレースラップが間違っているという指摘は以前からありました。
今回の事件から相当ヌルい空気の中で行われていることは明らかでミスしても何も指摘されない環境であることが想像できます。そもそも基本的なダブルチェック体制すらなさそう。
今回のことは表にでてきたので自浄作用は働いているようですが公正に努めているというお題目は表面的であることがハッキリしました。
主催者が売っているデータがクソの役にも立たない可能性がある以上は体制の見直しを切望するしかありません。
もっと隠されている表にだしていないマスクデータがあると思うので、今よりも情報量を増やしてデータに問題がないことを証明して欲しいですね。
競馬の根源を揺るがす事態をナアナアで終わらせず周りから圧をかけて組織の引き締めを促していく必要があります。
過去のレース降着判定でも疑問の余地を残すものが多くダブルチェック機構は必須でしょう。1つのデータで判断が変わる競馬予想でデータがゴミでしたではシャレにならん。
不当に波乱を演出していると指摘されても仕方ないでしょう。実際最近のレースは過去データにアテはまらないレースが多いのを実感するようになりました。
もうレースデータは出されたものでやっていくしかないわけで杜撰な体制を立て直すことができるのかデータと共に注目していきたいと思います。