安田記念は、東京競馬場(芝1600m)で行われるG1重賞レース。独自データ分析技術クラスリビルドを有効活用するためにも馬券ポイントを整理していこう。
過去データの傾向
毎年のように決着タイムの速いレースとなっていることもあり波乱の余地は高い。この馬は強いからというだけで買いポイントとして十分かよくよく検討するべきだろう。
速い持ちタイムがある方が好走する傾向が強いため、高速適性がありマイル実績が十分か重視した方が良さそうだ。
500kgの巨体から生み出す馬力が有利!
近年は500kg前後の馬がより好走する傾向を強めている。前年の優勝馬モズアスコットの482kgでさえ低い部類に入るほど出力の高い巨体馬は買いスポイントになる。
ちなみにダートでオープン勝利があったのは短距離G1レースを勝ったレッドファルクスくらいか。そういう実績があれば狙ってみるのも面白そうだ。
予想オッズ有力馬のパドック診断
業界トップクラスのエージェントが仕上がり具合を大胆チェック!
アーモンドアイ
牝馬らしく筋肉量は控えめ。頂上のマイルスピード比べになると、その点の筋力適性で劣る面をだすかもしれない。わざわざ外厩なんて見るまでもなく仕上がりは良好だ。
アエロリット
前走を使って間違いなく気配が上向いている。前走も良い仕上がりだったが、今回は近年では一番のデキと言ってもいいい。
インディチャンプ
差し向きの骨格と柔らかい筋肉から差し・追込みに回って、もう一段階パフォーマンスを上げられるはずだ。
グァンチャーレ
7歳にして馬体は充実してきたという印象。牝系に入った晩生イルドブルボンさすがヘビー血統のなせる業。
ケイアイノーテック
デキは変わらず良い。負てる理由はメンタル面だろう。中央未勝利だった馬が地方で連勝して中央に戻り昇級していくケースは少なくない。弱い相手と走る必要がある。
サングレーザー
相当数に出資をすすめたエージェント馬の1頭。クセのない馬体がウリでどのようなシーンでも適応できる下地がある。デキはいいし火の入れ方1つで一変しても不思議ない。
ステルヴィオ
生来からの骨格のせいで緩い所は解消しきれないので、高速タイムが必要な馬場では少し性能面で劣るだろう。
スマートオーディン
短距離で一変したというだけで距離は伸ばしていった方がいい。ダノンシャンティ産駒特有の少し硬い所はあるがデキそのものは問題なし。
ダノンプレミアム
中内田は馬を造りすぎる所があって適性の幅を狭めてしまう所がある。可動域の広がりがなく距離延長よりもマイルがベスト。
フィアーノロマーノ
これだけの大型馬でも鉄砲で走れてしまうのが外厩効果。先週のダービーで大穴あけた馬と同じような持続タイプでパフォーマンスアップに注意。
ペルシアンナイト
デキは特に変わりなし。体躯が硬くなりやすい牝系なので高速適性は見劣るか。
モズアスコット
この馬は生来の緩さがあるので詰めの甘い面をだしやすい。その点を今回は上手くカバーできているので楽しみはある。