ヴィクトリアMは、東京競馬場(芝1600m)で行われる牝馬限定のG1重賞レース。独自データ分析技術クラスリビルドを有効活用するためにも馬券ポイントを整理していこう。
過去データの傾向
過去に好走した馬は東京競馬場の芝1600mでの実績が豊富だった。特に近年はその傾向を強めており半数以上が複勝率パーフェクトの実績。
そういった中から馬券の軸馬になる馬を探した方が良さそうだ。重賞レースでの好走実績があれば重視したい。そうでなければヒモまでに留めておくのが無難だろう。
近走の実績を重視
一度スランプに入ると取り戻すことが難しいのが牝馬。実績が十分でも近走が不振ならスランプモードに突入している可能性がある。
近年は4~5歳馬の好走傾向が強まっているため、オッズ妙味があれば上がり馬に期待してみるのも1つの手と言えそうだ。
過去レースラップ分析からの好走タイプ
近年ペース落差が大きく展開を読み切るのは難しいイメージ。持続ペースから瞬発力レースにまで幅広く対応できる馬を軸にしたいところ。
2秒近くもペースが違うと当然ながら好走するタイプも違ってくるので荒れることは想定しておかなければならない。ある種の割り切った狙いが必要なレースと言えるだろう。
予想オッズ有力馬の前走パドック
業界トップクラスのエージェントが前走パドックを大胆チェック!
ラッキーライラック
デキそのものは上がっていたが、もともとマイラーという感じもなく後傾ラップを差す競馬で人気を裏切る形に。ペースに合った位置取りができないと能力以前の問題になりやすい。
今回もペースに合った競馬ができるかが1つの課題になる。しっかりマイル向きの仕上げを施してこれるかにも注目したい。
アエロリット
久々となるが仕上げに苦労するタイプではなく馬体に問題はない。前走の影響があるかどうかだけ。気で走るタイプだけにメンタル面に注目したい。
高速馬場の適性は高いが持続ペース向きな印象が強いためペースが遅ければ自分でペースを作りたいところ。
レッドオルガ
馬体の緩みが解消してきて安定した走りを見せている。体形的には先行した方が持ち味を生せるだろう。重賞馬がズラリといる堅実な血統も魅力がある。
ミッキーチャーム
ワンペースな大味な競馬が多かったが後傾ラップだった前走はしっかり折り合い後半の上がり勝負に対応できたのは成長と言える。順調に馬体が成長してきているのも何よりだろう。
プリモシーン
大きな馬格の割に体躯が軽い馬で神経の通りがいい。しっかり筋肉がついて厚みが増してきたのは本格化の兆しと見ても良さそうだ。
カンタービレ
最高のデキだった秋華賞に比べると戻りきれてない感はあるが走れる体つきになっている。レースの幅が広いタイプで臨機応変にレースできれば問題なし。