フローラSは、東京競馬場(芝2000m)で行われるG2重賞レース。オークスに向けたトライアルレースにながら波乱の展開も少なくない。
独自データ分析技術クラスリビルドを有効活用するためにも馬券ポイントを整理しておきたい。
フローラS過去データの傾向
すでにクラシックが開幕している時期にトライアルレースに出走してくる馬のレベルは高いとは言えない。相対的に層の厚さを見せる関西から勝ち馬がでやすいようだ。
特に理由があってクラシック戦線に乗り遅れた馬にオッズ妙味があるなら狙い所と考えたい。
2.前走500万組の好走率が高い
新味のない重賞レースでは頭打ちの馬より500万クラスを勝ってきた馬に注目した方が馬券妙味が高いと言える。
このレース条件でパフォーマンスを伸ばしてきそうな馬の取捨が重要と言えるだろう。
3.前走1800m未満の馬は不振
もうすぐNHKマイルカップという時期的な影響が色濃くでている。層の薄いマイル路線から好走例がないことは全く不思議なことではない。
順当に質の高い馬が揃いやすい中距離帯から買い馬を決めていくのがセオリーになる。
過去レースラップ分析からの好走タイプ
平均タイム:2.00.5 上がり3ハロン:35.0
過去のレースラップではスローペースから緩みの少ない持続ペースと幅広い展開を見せている。やはりスローペースになれば先行馬が残りやすく穴をあけるパターンも多い。
そこそこの能力でも展開に恵まれそうな馬がいたらオッズ次第で軽く抑えておいてもいいだろう。
予想オッズ有力馬の前走パドック
業界トップクラスのエージェントが前走パドックをチェックします。
1番人気 ウィクトーリア(前走1着)
ブラックエンブレムは母似の線の綺麗なタイプが多いが同馬もその影響がでている。前走の体重増はプラスでこれくらいは欲しいところ。まだまだ心身ともに成長の余地を残している。
2番人気 シャドウディーヴァ(前走4着)
サイズの割に筋肉がしっかりしているため体を大きく見せるタイプ。その反面で体躯の硬さを感じさせることもあり、そのあたりが勝ち切れないシーンをもたらしている。
3番人気 フェアリーポルカ(前走1着)
血統の良さがでた質感のいい馬体。まだ背腰に甘さを感じさせるものの先々まで注目したい馬には違いない。
4番人気 エアジーン(前走1着)
走るタイプのハービンジャーといった印象。前走はよく仕上がっており上積みはなさそうだ。
5番人気 ジョディー(前走5着)
気負いやすいタイプながら馬体はよく維持されていた。落ち着いているようなら折り合いもつきやすくなる。