福島牝馬Sは、福島競馬場(芝1800m)で行われる牝馬限定のG3重賞レース。過去には70万馬券も飛び出す波乱が起きている。
独自データ分析技術クラスリビルドを有効活用するためにも馬券ポイントを整理しておきたい。
福島牝馬S過去データの傾向
穴馬が台頭する理由として牝馬の繊細さが一因としてあるが、近年では得意分野が細分化していることも影響している。
特に福島ではフェスティブキングのようにコース特化馬もでていることから福島で好走歴のある馬はオッズ妙味が高くなりやすい。
2.中山牝馬Sとリンクしやすい
似たような小回りの4つコーナーコースの芝1800mという類似点から中山牝馬S組から好走する傾向がある。
直近の牝馬限定レースということも関係しているだろう。重要な参考レースになるが過信しないように気をつけたい。
3.前走で脚を余した斤量減の馬を重視
自己条件からの格上出走もあるため斤量は据え置きパターンも珍しくない。その中で斤量減かつ前走の上がりタイムの良い馬はオッズ妙味が高くなる傾向があった。
この理由は下記に述べているので参考にしてみて欲しい。
過去レースラップ分析からの好走タイプ
平均タイム:1.46.7(良) 上がり3ハロン:35.6
過去のレースラップを見ていくと明らかに中山牝馬Sよりもペースアップしやすい傾向があった。この点からデータ傾向のポイント3の戦術は十分有効と言えるだろう。
逃げ馬が揃っている時は脚を余した差し馬や過去に好走しているリピーターを重視した狙いもアリだ。
予想オッズ有力馬の前走パドック
業界トップクラスのエージェントが前走パドックをチェックします。
1番人気 ランドネ(前走13着)
前走はしっかりとした仕上げを施しており惨敗した理由は気性面やメンタルに求めたいところ。身体的な面からの上積みは見込めない。
2番人気 フローレスマジック(前走5着)
前走も悪くなかったが、もう一段は良くなる印象を受けた。ここで本格化するか、それともまだ先か時期の問題で素質馬には違いない。
3番人気 ダノングレース(前走1着)
もともと素質を秘めていた馬だが、ようやく馬体が充実したことで能力を発揮できるようになった。体質が安定したところでの重賞レースで試金石の一戦となりそう。
4番人気 デンコウアンジュ(前走4着)
前走のデキは良く映った。少し足りないのは追いこみ馬の宿命といった所でよく走っている。
5番人気 カワキタエンカ(前走12着)
前走の馬体に問題は見られなかった。逃げタイプには少なからず気性の問題が絡むためメンタルによる所が大きい。